2006年1月14日 (土)

飲み会にて

 年末から年始にかけてお酒を飲むことが多かった。当然一人ではなく、複数人とである。

 ビールをお互いのコップについで、話を始める。話を聞きながら、コップに入っているビールを少し飲む。そうすると相手がすかさずビールビンを持って私のコップにビールをついでくる。しばらく話をして、ビールをちょっと飲むと、そのコップのちょっとした空間にビールをつがれる。その繰り返しになる。
 どちらかという、自分は冷たいビールが好きな方である。コップに入っているビールがぬるくなってしまって、冷たいビールが飲みたいなぁと思ったときなどは、永遠に冷たいビールにたどり着けないことになる。

 中米に行った時、お互いにお酌をして飲んだ記憶はない。ビールを注文すると栓を抜いたビンビールが登場し、自分のペースで飲んだ記憶がある。

 そういえば昔、ペルー料理の店が近くにあった。そこに入ると、ペルーの人がたくさんいてお酒を飲んでいたが、誰一人としてお互いにビールをついだり、つがれたりして飲んでいなかった。そればかりか、一人がビールを注文すると、そのビンビールを回し飲みしていた。そのビンビールが終わると、違う人が注文してそれを回しのみして・・・。という状態だったと記憶している。

 日本では、お酒をお互いについだりつがれたりして、飲むのが一般的である。そして、相手につがれると、飲まなければいけないという義務感が発生するような気がする。ここで、お互いの立場が上下関係であったなら尚更である。
 一方、手酌させるのは「気が利かない」とか何となく悪いイメージがある。でも、手酌は、自分のペースでお酒を飲むことができる。

 ビールの飲み方一つをとってみても、いろいろと違っているようである。

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2006年1月10日 (火)

ジャンクスポーツから

 8日(日)にフジテレビが放送している「ジャンクスポーツ」を見た。これはスポーツ選手が出演して、競技の裏話などを話してくれる番組で、結構楽しめる。「一生懸命にやっているんだろうなぁ」と思っていると、そうでもなかったり、「遊んでるじゃん」と思っても、本人は必死だったりする。また、違う意味で選手を見ることができたり、スポーツそのものを楽しむことができる。

 その中で、ゴルフのタイガー・ウッズが出演していて、MCの浜田と話していた。彼は、1歳の時からゴルフクラブを握っていて、今までの優勝トロフィーの数は覚えていないとか、ファーストフードが大好きだったりとかの対談だった。最後にスタッフ全員と記念写真を撮ったのだが・・・。そこで、タイガーはくしゃみをしたのだ。


 日本では、くしゃみが1回だと誰かがいい噂をしている。2回以上は悪い噂とよく言われる。「(いち)ほめ、(に)くさし、(さん)けなし、(よっつ)以上は風邪のもと。」

 でも、アメリカでは、くしゃみをすると人間の体内に「悪いもの」が入ると信じられていたようである。(キリスト教などの宗教が関係していると聞いたのだが・・・。)そこで、くしゃみをした人に、「(God) Bless You(神にご加護を)」と声を掛ける。そして、「悪いもの」が入れないようにした。くしゃみをした方は、「Thank you(ありがとう)」とお礼を言う。

 中南米に行ったときには、「Salud(お大事に)」である。やはり、言ってくれた人に「gracias(ありがとう)」と答える。

 街中を歩いていても、日本人の私がくしゃみをしても、誰かがすかさずに「Salud!」と言ってくる。そこで、私は「gracias」と答える。慣れるのに時間はかかったが、慣れてしまえば普通である。逆に日本に帰ってきて、誰も何も言ってくれないと寂しいし、自分の体の中に「悪いもの」が入ってきちゃうじゃないか〜。とも思ったりした。

 考えてみれば、自分の体内に「悪いもの」が入ってくるので、みんなでそれを守ろうとしているんだろうなぁ。だから、これはお互い様なのである。

 日本に来ている欧米人はくしゃみをしても周りに「Bless you !」と言ってくれる人がいなかったら、どんな気持ちがするのだろう。少なくとも、タイガーウッズの周りの人たちは誰も何も言わずに、くしゃみをしたウッズを笑っていた。
 日本の「(いち)ほめ・・・」と理解したのかな〜。

 ちなみに我が家では、くしゃみを聞いたら「Salud」と言い、そう言われたら「gracias」と答えるスペイン語方式をとっている。でも、たまにくしゃみをしても「Salud」と言ってくれない時があるので、くしゃみをした人が独り言のように「gracias」と答える時もある。ちょっと寂しい・・・。

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